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「いっす〜ん」 (N君)
とんと昔、ババとジジは指ほどの大きさだった。 いつも、灯明の前でこう言った。 「むすこ、ほしいだあ。どんな大きさでもいいからむすこがほしいだあ。」 ある時、おなかから巨人が生まれてきました。そして巨人は、何も言わずに出ていきました。ババは、 「いかないでおくれ〜」 と言った。そして名前を「いっす〜ん」と名づけた。 いっす〜んは、一歩で都に着いた。 そして二歩目で、鬼のアジトに乗り込んだ。 鬼を倒して仲間にすると、都に向かって歩き出した。 そして都を破壊しまくると、また歩き出した。 そして、ジジとババが住んでいる村までもどると、いっす〜んは、村でバリバリ働き、村で幸せに暮らしました。 そして村の倉庫のそうじをしていると、変なトンカチが出てきました。 そのトンカチを見て、ジジとババは、そのトンカチをいっす〜んに向かってふりました。 そしたらたちまち、いっす〜んは、子どもの大きさになり、幸せに暮らしましたとさ。 めでたし、めでたしそのむかし。 (しお) 「いっす〜ん」が都を破壊したのは、きっと都が、村人を苦しめる政治をしていたからだね。 *----------* 「いっすんぼうし」 (ひかり) とんと昔のことでした。どこかの家に、おばあさんとおじいさんが住んでいました。 二人が若いとき、子どもがいました。けれど、鬼軍団が来て食べられてしまったのです。 おじいさんとおばあさんは悲しんで悲しんで、一晩中泣いていました。 それからもう10年以上もたちました。 その朝、聞いたことのない声が後ろから聞こえてきました。振り向くと、1cmほどの子どもが立っていました。おじいさんが、 「おやまあ、今にもふんでしまいそうなくらい小さいのう」 ばあさんが、 「きっと神様のお恵みですよ」 じいさんが、 「名前は、ちび+かわいい+神様=ちかか。こんなのはどうだ?」 ばあさんが、 「ちかか?なによそれは!こんなにかわいいのなら、ちびとかわをとって、ちびかは?」 じいさんが、 「そんならかわいく、おちびでいいよ」 「さんせい!!」 と、ばあさん。結局名前は「おちび」。そのとたん、 「ピンポーン」 と、だれかが来ました。 「はーい。どなたですか?」 と言うと、 「明日、鬼軍団が来ます。どこかへ避難してください。」 と兵隊さん達が来ました。 次の日、鬼軍団が来る日です。 おばあさんとおじいさんは、とだなの中にかくれました。 いっすんぼうしは、部屋のど真ん中にポツンといました。鬼軍団が来て、 「この家のどこかに人がいるな。ん?あそこだ!」 と、おばあさんとおじいさんがかくれているとだなを指しました。バッと、とだなを開けて、おじいさんを食べました。おばあさんを食べようとしたその時です。おちびが、鬼の足をツンツンツンツン刺しました。鬼は、 「ガー!イダイ!ほら、家来ども、おらの足の近くのこのちびをふみつぶしてやれ!」 と言いました。 家来1号がおちびをふもうとしたので、おちびは、針の剣を家来1号の足の裏に刺しました。鬼は、 「いってー」 と言って、鬼軍団は帰っていきました。 それ依頼、鬼はもう悪さをしませんでした。 |
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